復活

永らくの放置。

そもそもあまりキャンプに行けていないです。

 

ただ、文章を書こうという心持になったので書きます。

 

とは言え、キャンプに行けていない、写真データが散逸したなどの事情も鑑み、行ってよかったキャンプ場の感想を書いてお茶を濁します。

 

さて、ご紹介するのはこちら。

根の上高原保古の湖キャンプ場。デイキャンプ含め、2年間で4、5回は行きました。

enasansou.net

 

良いところは挙げるとキリがないんですが、個人的お気に入りポイントは以下の通り。

①林間の区画サイトなので比較的プライベート感が強い

②通年営業

③徒歩5分で温泉!

 

では解説。

 

①プライベート感の強い林間のDサイト

私はソロキャンプをするような人間なので、基本的に密やかな空間が好きです。

開放感溢れるキャンプ場も魅力的ですが、通いたいのはむしろ前者。

その意味ではここは最高です。特にDサイト。

https://enasansou.net/img/camp/i_map.jpg

※上記画像は公式HPより。

D6サイトを2回使わせていただきましたが、3方向は木々に囲まれ、残る1方向は通路を塞ぐ形で車を停めることになるため、4面すべてが遮蔽されるわけです。神サイトです。

C15、16は唯一の湖畔サイトですが、こちらも湖の眺望が素晴らしい。他のサイトから1段高いところにあるため、プライバシーもOK。こちらもおすすめです。

ただし、どう見ても人気サイトですので予約はお早めに(私が利用できたのは2月の雪が降った休みでした)。

 

②通年営業

寒くなると人が減るので私にとってのキャンプシーズン到来です。

一方、世間一般ではキャンプシーズンさようなら、という時期ですので、もれなくめぼしいキャンプ場は閉鎖してしまいます。かなしい。

そんな中でも、このキャンプ場は心強い味方。365日営業です。隣接の国民宿舎恵那山荘さんと経営が一緒という強みです。

※ちなみに、冬季は管理棟が閉鎖され、国民宿舎の方で受付などを行なっています。

 

冬キャンプで凍えたら、国民宿舎の方に逃げ込めばいいよ、みたいなことを管理人さんがおっしゃっていたので、初めての冬キャンプにも良いかもしれませんね。

 

③徒歩5分で温泉

これは説明不要。つよい。

少しだけ解説すると、先述した国民宿舎さんの方の温泉を利用させていただくことができます。プラス300円だったかな?

ただし、国民宿舎さんに泊まっているお客さん優先のため、入浴時間は指定されています。

多少手狭ですが、湯船からは恵那の山々が一望でき、贅沢な時間を過ごせますよ。

 

◇もしかしたら注意した方が良いんじゃないかな、くらいのこと

すごく好きなキャンプ場ですが、知っておいた方がいいことを簡単に。

冬季、地面が凍結してペグが刺さりませんでした(雪が積もってたのもありますが)。

私が貧弱なペグを使っていたのもありますが、冬に行かれる方は注意。春〜秋は普通に刺さりました。また、各サイトレンガが置いてあるので、それを使ってもいいかと。

 

 

色々書きましたが、本当に大好きなキャンプ場なので、涼しくなった頃に再訪するつもりです。というか、書いてたら行きたくなった。

上に書いたことのほかにも、トレッキングができるとか、秋は楓がサイトを埋め尽くすだとか、星空が湖面に映ってエモいとか、魅力は書き切れません。

 

復帰キャンプは9月以降かな!

また記事にします。

 

それでは。

 

キャンプ一考

ソロキャンプはいいぞ

 一人カラオケ、一人焼肉、一人ファミレス。ある程度ネットに触れている方々なら数年前から見かけるようになった単語群だと思います。巷では、そうしたおひとりさま需要に答えるサービスを提供してくれるお店もちらほら見かけるようになりました。では、そうしたおひとりさまムーブメントはそもそもどこから発生しているんだろう、と考えてみましょう。

 

 そもそも、人間は群れることで文明を発達させてきました。超古代の4大文明が栄えたのは、大河の畔です。人々は暮らしやすい(=水がある、農業がしやすい、船を使っての交易がしやすい)そうした地域に集まり、叡智を集結して社会を発展させてきたわけです。

 

 では、文明の爛熟期に入りつつある現代に至っては何が起きているか。人間の過剰な集積です。我々現代人は狭苦しい集合住宅に押し込められ、朝は満員電車に押しつぶされながら社会の経済活動を維持しているわけですね。

 

 何事もやりすぎはいけません。そういった場合、必ずカウンター的に真逆の行動が発生します。現代社会でいうところのおひとりさまムーブメントの流行がこれに当たるわけです。

 

 さて、ここで本題。ソロキャンプをしませんか。人間の過剰な集積がおひとりさまムーブメントの原動力だとするならば、一人自然の中に遊ぶ、というのは日常我々が置かれている現状と全く正反対、理想的なストレス発散法となります。都会、狭いフロア、人工的な街明かり、人付き合い。対して自然の中、広い土地、月明かり、自分一人の時間。休日を捧げるにふさわしい、大人の遊びと言えるでしょう。

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◇キャンプの醍醐味といえば焚き火ですよね。 写真は2週間ほど前のもの。

 

 かくいう私も先年の秋口に始めたソロキャンプ初心者。一人でキャンプをしていい、という概念に初めて触れたときには衝撃を受けたものです。一般的なキャンプといえば、家族みんなで夏休みに、だとか、イケイケ系の若者たちが集まってBBQやらビールやらで大はしゃぎ、といったイメージでした。私のような独り身の日陰者にはなかなか縁遠い世界の御伽草子です。

 

 しかし、そうした方々にこそ、一歩踏み出してぜひソロキャンプをやってほしいのです。誰にも邪魔されない自分だけの時間を、是非楽しんでみませんか。

 

 当ブログでは、私自身キャンプ初心者という身の上ではありますが、わずかでもソロキャンプの魅力を伝えていければと思っています。最近は「ゆるキャン△」のアニメも放映され、潜在的にキャンプに興味を持つ方が増えたのではないかと勝手に分析しております。私の駄文がそうした思いの後押しになれば幸いです。

 

 それではまた。